
ミニマリストの暮らしは、物を減らすことだけでなく、「必要なものを、心から気に入ったもので揃える」ことでもある。
モノは少なくていい。
だからこそ、好きなものを選びたい。
そんなミニマリストが久しぶりに一目惚れして家具を購入したので紹介したい。
今回購入したのは、IKEAのパーソナルチェア。「DYVLINGE(ディヴリンゲ)」

色は攻めのオレンジ。最初は正直ちょっと派手か?と思った。
しかし、これが思ったよりしっくりハマった。
元々、自分の部屋は必要最低限で、カラーも黒がメインだった。

言ってしまえば「殺風景」なくらいのシンプルさ。
別に生活には困らないけど、なんだか物足りなさを感じていた最近。
そこに、このディヴリンゲを置いたところ空気が変わった。
家が好きすぎて少し遊び心を加えた。 pic.twitter.com/liB9qSILWP
— コゼキ 筋トレ×ミニマリスト (@gorilakozeki) June 15, 2025
ディヴリンゲの良かったところ
絶妙な差し色に

ディヴリンゲは、オレンジといってもギラついた感じはなくちょっとくすんだ落ち着きのあるトーン。
控えめだけど確実に主張してくる。
「派手な色=うるさい」じゃない。
ミニマルな空間にこそ、効かせ色が映えることを再認識。
このパーソナルチェアに合わせて、クッションとランプもオレンジにしてみたところ、程よいアクセントになって部屋に明るさが生まれた。
シンプルかつ味のあるデザイン

ディヴリンゲは、1967年に「ストレスを防ぐパーソナルチェア」として登場したMILA/ミーラ回転パーソナルチェアが、復刻したものらしい。
シンプルながらクラシックなデザイン。そしてこのオレンジカラー。
見た目に関しては完全に一目惚れ。

素材もコーデュロイで、安っぽい感じは全くない。
オレンジカラーの他にブラックとグリーンもあるので、選ぶ楽しみもある。
差し色としてジャングルを想起させるグリーンとも悩んだところ。
見た目だけじゃなく、座っても快適

見た目が気に入って買ったけど、使用感も文句なしの座り心地。
厚めのクッションに包まれる感じが気持ち良い。
コーヒー飲みながら本読んだり、映画を観たりするのに最高。
174cmの男性が座ってこんな感じ。

椅子の高さとしては低めなので、ローテーブルや、カフェサイドテーブルがあるとより快適になるはず。
組み立てが楽

IKEAの家具って組み立てや耐久面で構える人もいるかもしれないが、これはパーツが少なくて足を着けてカバーを被せるだけ。
誰でも、3分で作れるぜ。
パーツが少ないから壊れる要素もあまりない点も地味に良い。
大きめのソファと異なり、ゴリラでなくても簡単に持ち上げて移動できるのも魅力ではないだろうか。
座高が低く圧迫感がない

部屋の視界を遮らず圧迫感がない。
これはミニマリストにとって大きな魅力。
空間の「抜け」を邪魔せず、視野がスッキリ保たれる点が良い。
気になった点
高さ調節ができない
ディヴリンゲはデスクに合わせるには少し低めの高さとなっている。
ディヴリンゲ用に低めのサイドテーブルがあれば完璧だが、ミニマリスト的に机は増やしたくない。
そのため10cm程度でも調整が効けば汎用性がさらに高くなるのに、とは思った。
とは言え、高さを変えるとディヴリンゲの完成されたデザインが損なわれる気もするからこのままでいいのかもしれない。
まとめ

ディヴリンゲは、クラシックなデザインとビビットカラーで非常に存在感がありつつも、座り心地も最高で、お気に入りの場所になった。
物を増やさない生活をしていると、「何を置くか」に対して結構シビアになる。
だからこそ、こういう気分が上がるアイテムは、暮らしを豊かにしてくれる。
ディヴリンゲはシンプルな部屋に、ちょっとした個性を足したい人に、おすすめできるパーソナルチェアだと思う。



