ミニマリスト界隈では「どこでも寝れるから寝袋だけでOK」みたいな強者を見かけることがありますね。
しかし私はHSG(Highly Sensitive Gorilla)なので、整った睡眠環境でないと熟睡できません。
睡眠時間も昔から毎日7〜8時間取らないとダメなタイプで、休日は気付いたら10時間くらい寝てます。
社会人として働いていると、家で過ごすの時間は睡眠が大きなウエイトを占めます。
つまり、家は「寝るための場所」と言っても過言ではない。
睡眠をこだわらないのは私にとってあり得ないのです。
ミニマリストにベッドはいらないのか。
個人的にベッドは絶対必要です。
私は全国転勤でこれまで何度も引越しをしているので、物を減らしたくてベッドを手放したことがあります。
体感したデメリットは以下。
・アレルギーが出やすい
(特に花粉症の時期)
・寝起きに頭痛が起きやすい
・腰が痛い
・起床時に疲労感があり
・寝返りがうちづらい
・横向きで寝づらい
これらの問題から、私にはベッドが必要だということが分かりました。
とは言え、「寝袋でも床でもでもぐっすり眠れるぜ!」って言う人もいることも事実。
こればっかりは人それぞれなんでしょう。
と言うことで「ベッドは必要か。不要か。」と言う問いに対する私の考えは以下です。
●合う合わないの問題で、ミニマリストだからとかは関係ない
●ベッドと布団を両方試して、自分がより快眠できる方にしたら良い
●ベッドの方が良く寝れるのに物を減らしたいからベッドを手放すのはナンセンス
愛用しているベッド
私にとってはベッドは必須、睡眠にはこだわりたい。
ということで、マットレス選びにはかなりこだわりました。
色々なマットレスを試すためにコアラマットレス、エアウィーヴ、シモンズ、フランスベッド等をそれぞれ採用しているホテルに宿泊して使用感を比較。
その中でもダントツで自分の体にあったのがエママットレス。
エママットレスはホテルで採用されている場所を見つけられなかったのですが、100日間返品可のキャンペーンをやっていたので、試しに利用したところ最高の寝心地で即決しました。
一番のポイントは硬さと柔らかさのバランス。
エママットレスは表面は柔らかくめちゃくちゃ気持ち良いのですが、ただ柔らかいだけでなく内部構造が7つのゾーンで分かれています。
それにより、体重がかかる部分にしっかりとした反発があり、絶妙な寝心地でかつ体が痛くなったりしないんですね。
体圧を均等に分散してくれるので、寝ている間の背骨をまっすぐに保ってくれるのです。
この「体圧を均等に分散する仕組み」はコアラマットレスにもありますが、コアラマットレスの方がやや柔らかめで沈み込む感がありました。
それなりに体重がある男性はエママットレスの方がしっかりと体重をサポートしてくれるので良いかなと思いました。(私は70kg〜75kgくらい)
サイズは一人ですが、ストレスなく寝返りを打ちたいのでセミダブルにしています。
また、枕もエママットレスの物を愛用しています。
今まで使ってきたどの枕よりも寝心地が良いです。
その他こだわりの睡眠環境
ちなみに睡眠大好きマンなので、環境にも結構こだわっています。
ベッド以外のこだわりについても紹介します。
照明
メイン照明は賃貸に元々備え付けられているシーリングライトはすぐ外して暖色の電球に変更。
真っ白な蛍光灯を夜遅くまで浴びていると目が疲れる&入眠の妨げになります。
寝る1~2時間前には4つある電球を2つ消して暗めの部屋にします。
そして寝る直前は、小さいポータブルランプだけにします。
最近は、バルミューダのスピーカーが程よい明るさでお気に入りで、ベッドサイドに置いています。
夜遅くまで残業した時など、神経がたかぶっている時は、寝る前に焚き火の音とか、ジャズとかを流すとリラックスできるのでおすすめです。
香り
ベッド周りはお気に入りのディフューザーを置いています。
神戸オリエンタルホテルで使われている「リナーリのチェロ」という香りを愛用。
商品説明を抜粋するとまさに寝るため香りって感じがします。
圧倒されるほどの輝く星空、吸い込まれそうな深い闇夜。夜空の甘い誘惑は、温かみのあるシダーウッドに包まれ美しい静寂へと導きます。ベルガモット、甘いタンジェリン、ガルバナムの新鮮なアクセントが、官能的なムスクと調和しています。
LINARI 公式サイトより引用
アンバーやムスクが入っているので少し甘めですが、メインに柑橘系の香りが入っているため重すぎず爽やかでリラックスできるような香りとなっています。
好きすぎて、5本くらいリピート中。
パジャマ
「パジャマ?男は黙ってパンイチだろ。」
私は30年以上そう思って、実際に裸で寝ていました。
裸は確かに気持ちいい。
だが「ジェラピケのスムーズィーニット」はもっと気持ちよかった。
しっとりした柔らかい毛足でとろけるような着心地。
それに加えて夏でも着れるサラサラ感。
高級ホテルのパジャマよりもずっと気持ちいい。
寝るための服って意味が分からなかったんですが、やっと分かりました。
着心地の良いパジャマは睡眠をより幸福な時間にします。
おっさんになってジェラピケを着るとは思わなんだ。
カフェインレスコーヒー
私はほっといたらずーっとコーヒーを飲んでいます。
ですが、夕方以降にカフェインを取ると入眠の妨げになり、睡眠の質が落ちる。
そのため、カフェインレスコーヒーは必需品。
15時以降にコーヒーを飲む場合はカフェインレスにしています。
(人によりますがコーヒーのカフェインが抜けるには5〜7時間くらいかかるそう。)
最高の睡眠の準備は夕方から始まっているのだ。
アラームは一回勝負
ついギリギリまで寝ていたくてこんな風に何度もアラームをかけていないでしょうか。
二度寝は最悪です。
良好な深い睡眠でもなく、数分置きに起こされてストレスが増えるばかり。
私はアラームをあえて1回に設定して、「これを逃したら起きれなくて終わる。」
そう思うことでで逆に一発で起きられるようになりました。
将来は自然に目が覚めた時間に起きて、アラームなし生活になるのが夢です。
そのためには、とっとと金ためて会社員をやめねばなりません。
以上、睡眠大好きミニマリストの睡眠へのこだわりを紹介しました。
ミニマリストだからと言って睡眠を犠牲にして物を減らすことはしません。
皆様も良い快眠ライフを。