2022年最初の記事は当ブログのテーマでもある、「ミニマリスト」について。
何故私がミニマリストについてやたらと発信しているのか?気合を入れて書きました。
「物を減らしただけで人生変わるかい!」
そう思うかもしれませんが、大袈裟じゃなく変わるんですね。これが。
私の場合ですが、
54kgのガリガリが筋トレを始めて20kg体重を増やせたのも
パーソナルトレーナーになれたのも
筋トレサイトのライターとして記事を書けたのも
月3万回アクセスがある当ブログを開設できたのも
全てミニマリストになったことがきっかけ。
2分で読めますので、今人生がつまらないと感じている人は少しお時間をください。
初めに。ミニマリストの目的。
本題の前に、「ミニマリスト=モノを減らしまくる異常者」に対する誤解を解いておきます。
ミニマリストは自分のやりたいことのために、不必要なモノやコトを手放している人です。
意味もなく生活を不便にしたくて物を捨てている異常者ではありません。
ミニマリストは自分にとって不要なモノ・コトを減らす事で、その分人生におけるリソース(お金や時間)を自分のやりたいコトに注いでいるだけです。
例えば「掃除の時間を減らしたいので、不用品を手放す」
→その分ゆっくりする時間を増やせる
別に異常な事ではない。
これはモノに限らず、誰もが無意識のうちに「何かをするために、何かを手放して」いるはずです。
甲子園を本気で目指したい人は、サッカー部を兼部しないはずです。
これを日常生活に落とし込んで意識的に追求している人が、ミニマリストです。
ミニマリストになると人生が変わる理由
本題ですが、ミニマリストになると人生が変わる理由は、
「自分が人生において大切にしたいこと」が分かるようになるからです。
要らないモノを減らしていくと、自分に本当に必要なモノや、コトが浮き彫りになります。
私の例ですが
●テレビを手放した
→不必要に煽られていた物欲がなくなり、自分が本当に望むお金の使い方に気づいた
●見栄で身の丈に合わない車を買うことを辞めた
→マネープランに余裕ができて定年まで働かなくいいことに気づいた
●押入れで眠っている大量の服を手放した
→自分が本当に好きなファッションスタイルが見えてきた
●SNSを休止した
→家族とゆっくり会話をする時間が増えた
●ゲームや漫画を手放した
→自由な時間が増えて暇になったので、筋トレにチャレンジしてみようと思えた
こんなふうに、何かを手放す事で、人生(時間やお金)に余白ができると、自分が大切にしたいモノやコトが少しずつ分かるようになります。
「時間がない。物が多すぎて何を持っているかも分からない。片付ける暇もない。お金にも余裕はない。」
そんな余白のない状態では、ただ生きることで精一杯で、自分が何を大切にしたいか分からなくなって当然ではないでしょうか。
ミニマリストになると色々なことに挑戦できる
ミニマリストになったことで、自分の人生に余白ができ、自分が大切にしたいことが見えるようになる。
次のステップとして、今まで言い訳ばかりしてやらなかったことに挑戦できるようになります。
私の場合、例えば
・ブログを開設
・筋トレを始めて15kg増量
・筋トレサイトでライターとして執筆
・パーソナルトレーナーの学校に通って資格をとった
・貯蓄スピードが上がり早期退職が視野に
・服が全て1軍となり、ファッションの呪縛から開放された
上記は、別に他人からみたら大したことではないかもしれません。
でも私にとっては自分の人生が変わったと思える経験でした。
多分、ミニマリストになっていなければ、筋トレも先延ばしにしてガリガリのまま。
パーソナルトレーナーの学校にも通わなければ、当ブログも開設していないですし、日々沢山のモノで溢れた家と会社の往復で消耗していたと思います。
それでも物欲だけは止まることを知らず、次から次へと買い物をする事で、その虚しさを解消していたかもしれません。
「忙しい、お金がない」を言い訳に、本当にやりたいことから目を背けて、気づいたら60歳になっていたかもしれません。
ですがミニマリストになったことで、自分の人生に余白ができ、自分のやりたいことを見つめ直すことができました。
不要なモノやコトに時間を割かなくなるので、実際に自分のやりたいことにチャレンジできました。
大量のモノやコトに支配されている人がミニマリストになることは、間違いなく人生を変えるきっかけになります。
「やろうと思えばすぐできること。でも時間やお金を言い訳に先延ばしにしている事。」ありませんか?
他人のために人生を消耗しなくなる
ミニマリストになると自分に必要なコトを選択して、それに集中する、「選択と集中」を意識的に行えるようになり、物事を自分軸で考えられるようになります。
例えば私はミニマリストになる前は、行きたくもない会社の飲み会を断れず、嫌々参加していました。
これは、「自分が何をしたいのか、何をしたくないのか、そのためにどう生きるのか」を考えられていなかったからです。
「選択と集中」ができないが故に、他人に流されていた典型だと思っています。
もちろん飲み会に行くことを否定しているわけではなく、自分で行く行かないを判断することができるようになるという話。
他人が来いと言ったから行くのではく、自分が行く必要があると思えば行けばいいのです。
今回は、ミニマリストになると人生が変わるという話でした。
必要ないモノ・コトを減らす→
人生に余白ができる→
自分の大切にしたいことが分かる→
自分のやりたいことに注力できる
これがミニマリストの真髄です。
・モノは溢れるほどあるのに幸せじゃない人
・言い訳ばかりでやりたいことができない人
・毎日がつまらないと感じている人
・物を買うことでストレスを解消している人
・人の目を気にしすぎて消耗している人
こんな人がミニマリストになると、人生が変わること間違いなし。
どうでもいいモノやコトのために消耗するのではなく、自分や大切な人のために、人生の大切なリソースを割いてみてはいかがでしょうか。
最後に私がミニマリストになったきっかけの本の好きなフレーズを紹介します。
あなたの理想の人生は、そのガラクタの下に埋もれているのかもしれない
『より少ない生き方』 ジョシュア ベッカー