こんにちは全国転勤ゴリラです。
私は全国転勤職で、これまで5回引っ越ししています。
(地方都市→大都市→田舎→大都市→地方都市)
元々全国転勤にいいイメージを持っていませんでしたが、実際に全国転勤を経験してみると、思った以上にいいことがあったのでシェアします。
(みんな一回は経験してほしいくらい)
●地元から離れたくない
●全国転勤は嫌だ
●全国転勤ゴリラとかドMだろ
●地方なんか絶対住みたくない
目次
全国転勤のメリット
経験値がエグい
全国転勤は「慣れ」が許されません。
やっと仕事や土地、会社に慣れたころに別支店に飛ばされます。
2年おきに転校してるようなもんです。
常に新しい経験が待っています。
そしてそれを乗り越えるしない。
地域独自の文化があったりして、必然的に色んなタイプの人とやり合う中で、視野も広がります。
大阪支社と東京支社だと別会社かと思うくらい文化が違いました。
視野が広がると器がデカくなります。
そして異常な落ち着きが身につけきます。モテます。
これを繰り返してると同じ場所にずーっといるより経験値が多いのは明らか。
我が社でも地域限定職で10年間同じ場所にいる人より
全国転勤で日本中回ってきた人では、ツラ構えが違います。
旅行気分で楽しい
全国転勤だと、普段行かないような場所に住むので刺激的で楽しいです。
行くところ全てが目新しく飽きません。
休日は転勤先の同僚と旅行しまくってました。
また旅行とは違って、実際に住まないと分からない魅力(観光地のみならずローカルな場所・食べ物・文化等)も味わうことができます。
ずっと東京に住んでいたら行かなかったであろう場所、発見できた魅力がたくさんあります。
例えば滋賀県なんて行く前は琵琶湖しかないイメージでしたが、
実際住んでみると、好きな県ベスト3に入りました。
地方都市めっちゃいいですよ。
逆に東京がクレイジーだということに気づきました。
人間関係が気楽すぎる
全国転勤なら、合わない上司や同僚がいても転勤したらオサラバです。
嫌な人がいてもどうせそのうち転勤になるだろうと思えば、気持ちがめっちゃ楽なんですよね。
転勤があるおかげで、上司を殴っても良い嫌われても良いと思えるようになり、ガンガン自分の意見を言えるようになりました。
逆に1つの場所にしか会社がない場合、嫌な人間と下手したら数十年顔を合わせる事になります。私は耐えられる気がしません。
ベストな住居探しができる
数年その土地に住むと、その土地の良さや悪さが分かってきます。
将来家を買う場所を決める際に、全国色々なところに住んだ経験から、自分にとってベストな選択ができます。
「定年後に住んだこともない土地に家を買って後悔」とか悲惨ですからね。
過去に住んだ経験がある場所ならそういった失敗も起きません。
他にも、ずっと東京しか知らないから当たり前のように首都圏に家を買っている人もいますが、色々なところに住んでみたら、半分くらいの人は考え方が変わる(地方に家を買いたくなる。)んじゃないか?と思っています。
東京が合わなかった理由。 pic.twitter.com/mIaLOE8MQD
— コゼキ 筋トレ×ミニマリスト (@gorilakozeki) 2022年7月15日
第二の故郷ができる
転勤で住んできた土地は第二の故郷になりました。
当時の同僚、新しい土地での友人、近所でよくしてくれたおばさん等、、
地方だと風邪引くと会社のおばちゃんが家に来てくれたり、寝坊すると上司が家に起こしに来てくれたりしました。
引越しの時もトラックで荷物運んでくれたり笑
帰るところ、会いたい人が色々な場所にいるのは財産。
今でも前住んでたところは定期的に帰ってます。
ただ旅行に行くよりも、全国の友人に会いに行く感覚で楽しいです。
ミニマリストになれる
全国転勤を繰り返していると、引越しに慣れると同時に、家にある無駄なものを見直す機会が多いです。
例えば引越後、次の転勤までずっと押入れに入っていた荷物や、一度も開けなかった段々ボールは、明らかにいらない物。
ソファやテレビ台等の大型家具も引越しが大変な割に持つメリットがあまりないので、手放しました。
こうやって引越しを繰り返すたびに本当に必要なものが厳選され、自動的にミニマリストになれます。
ちなみに、ミニマリストになると人生が変わるレベルの効果があります。
私は54kgのガリガリボーイから20kg増量してパーソナルトレーナーになったり、ブログで月数万円稼げるようになりました。
転勤デビューができる
転勤になれば、そこは新世界。
過去の自分を知るものはいない。
今まで控えめだった人が転勤デビューしてはっちゃけることもできます。
しかも2~3年でまた転勤になると考えれば、「もう他人からどう思われても良いや」と良い意味で吹っ切れることができます。
自分を変えたいシャイボーイは、全国転勤がオススメ。
全国転勤のデメリット
人生設計しづらい
全国転勤の一番のデメリット。
正直一人暮らしの時は、「全国旅行できるぜ!」くらいにしか思っていませんでしたが、結婚するとそうも言ってられなくなります。
・単身赴任になる
・奥さんに仕事を辞めてもらう必要が出てくる
・子どもを転勤族にしてしまう
・親の介護に支障をきたす
など、歳を重ねていくにつれ様々な問題が出てきます。
自分で好きなところを指定して全国転勤できるならいいですが、基本転勤は会社の都合です。
どこに、いつ転勤になるか分からない生活を定年まで続けるのは、先行きが見えなすぎて、人生設計がムズすぎます。
特に奥さんが正社員の場合、
・単身赴任するのか
・奥さんが辞めてついてくるのか
という選択を迫られます。
家族と住めないのはわりとしんどいので、個人的には全国転勤は独身期間or若い期間限定でやるのがオススメ。
(結婚したら地域職に切り替えるとか、転職するとか、早期退職するとか)
今時一つの会社に40年勤めるのも珍しいでしょうし、若いうちの経験として全国転勤をしてみるのも良いですよ。
お金がかかる
これは会社によります。
引越代を出してくれる会社なら、「会社のお金で格安で全国を旅できる」とも考えることができます。
さらに同じ会社なら地域限定職より、全国転勤職の方が給料も高いことが多いです。
その上、東京から地方に転勤になれば家賃が半分になったりすることもあるので、一概にお金がかかるとは言えないですね。むしろお金が貯まるパターンもあります。
我が社は全国転勤の人の方が金銭面では優遇されています。
(もちろん出世も早い。)
住みたくない場所に配属される
「東京大好き!買い物大好き!毎日クラブに繰り出したい!」
みたいな人は、田舎に配属されたら絶望しますよね。
とはいえ、どの土地も住めば都で意外と良いところもあります。
自分も最初は田舎はめっちゃ嫌でしたが、住んでみるとかなり楽しめました。
田舎は
・空気がきれい
・時間がゆっくりしている
・家賃が意味不明なくらい安い
(東京なら13万くらいする築浅1LDKが地方なら6万)
・通勤ラッシュが無い
・食べ物がおいしい
・アットホーム
・自然がたくさんある
等、色々メリットもあります。
都会しか住んだ事が無い人は一回地方に移住してみるのもオススメです。
逆に地方しか住んだ事ない人が都会に住んでみるのもおすすめです。
一度くらい興味のないところに住んでみるのも人生経験としてアリ。
馴染めなくても、一生住むわけはないですからね。
全国転勤のメリット・デメリットまとめ
全国転勤のメリットとデメリットをまとめます。
全国転勤のメリット |
◎経験値がエグい |
◎旅行気分で楽しい |
◎人間関係が気楽すぎる |
◎ベストな住居探しができる |
◎第二の故郷ができる |
◎ミニマリストになれる |
◎転勤デビューができる |
全国転勤のデメリット |
×人生設計しづらい |
×お金がかかる (会社の補助による) |
×住みたくない場所に配属される (実際住んでみたら意外と楽しい) |
全国転勤は色々な人との出会い、経験という意味で刺激的で楽しいです。
間違いなく人間的に成長します。
また、定期的に職場の人間関係がリフレッシュされる点もメリット。
ただ、一生全国転勤をし続けることはライフプランを立てる上でデメリットになる時が来ます。
私は若いうちに全国転勤のメリットを堪能して、ガッツリ給料を稼いで30代でセミリタイア予定です。
最後にメリットとデメリットを踏まえて、全国転勤職がおすすめの人を紹介します。
【全国転勤がおすすめのタイプ】
・長期間同じ人間関係が嫌
・飽きっぽい
・常に新しい刺激を求めたい
・全国を旅したい
・出世したい
・強い自分になりたい
・ライフステージに合わせて転職や職種転換など柔軟な行動を取れる
【全国転勤やめとけタイプ】
・とにかく生活に安定を求めたい
・新しい人間関係づくりが苦痛
・地元から出たくない
・一生一つの会社に勤めあげたい
私は前者のタイプなので全国転勤がハマりました。
以上、全国転勤の仕事に就くメリット・デメリットを紹介しました。
個人的には、全国転勤は楽しすぎるので是非経験してみて欲しいですね。
私も元々人見知りで新しい人間関係作りとか苦手でしたが、今は初対面の人でも全く緊張せず話せるようになりました。
変化を恐れずフットワークが軽くなるので思い立ったらやる行動力も身につきました。
内向的な人にとっては、自分を変える大きなきっかけにもなるので自分を変えたい人は全国転勤で新しい世界に飛び出してみてはいかがでしょうか。
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