先日「ミニマリスト」「現金」で検索しようとした時のこと。
こんな予測ワードが。「ミニマリスト」「結婚できない」
検索してみると、「ミニマリストは結婚してはいけない」とか、「結婚自体を断捨離する」とか色々出てきました。
ミニマリストって世間だとやっぱり極端なイメージなんですかね。
我が家は物多めの妻と×ミニマリストの夫ですが上手くやっています。
というわけで今回は、ミニマリストが結婚生活を円満に送る方法を紹介します。
ちなみに、私は特にミニマリストになることを妻に強要していませんが、結婚してから物の量が減りました。
マキシマリストの妻がどのようにしてミニマリストになったのか?についても紹介しますね。
【段ボール5個の荷物と15着の服で生活するミニマリスト】
「モノと脂肪は少ない方が良い。」
をモットーに筋トレとミニマリズムについて発信。月間PV3万。
ミニマリストが結婚生活を円満におくる方法
ミニマリズムを押し付けない
ミニマリズムに限った話じゃないですが、自分の価値観を押し付けたがる人は、結婚がうまくいかないと思います。
ミニマリストの人は逆に考えてみてください。
少ない物で暮らしたいのに、奥さんから「あれ買え、これ買え。」と強制されたらどうですか?嫌ですよね。
それと同じで、ミニマリストを無理やり押し付けるのは相手にとっては苦痛になりかねません。
結婚してもミニマリズムは自分の物に限ってが原則。
相手の物にまで干渉するのはやめた方がいいです。
いらない物の線引きは人によって違うことを理解する。
●私はバスタオルはいらない。でも妻は必要。
●私はダンベルは必要。でも妻は不要。
このように、人それぞれ必要な物の線引きは異なります。
自分が理解できなくとも、許容することは少なからず必要。
夫婦のルール(譲歩ライン)を決める
ミニマリズムは人に押し付けるものではないと言いましたが、とは言え配偶者が買い物をしまくって部屋を散らかしてたらさすがに萎えますよね。
そういう時のために、一定のルール(譲歩ライン)を決めておくことをおすすめします。
例えば
「このクローゼットに入りきる分にしようね。」
「床に物を置くのはやめようね。」
とかですね。
相手にも歩み寄ってもらうことが必要です。
相手が片付けるのが苦手なら自分が片付けをしてあげて、料理をやってもらうとかもアリ。
こちらが歩み寄っても「嫌だ!私は好きにしたいんだ!あなたにも全面的に理解してほしい!」
と妥協点を探れない人は、相手のことを思いやれない人の可能性が高いので、結婚相手としては一考した方がいい。
これもミニマリストに限った話ではありませんね。
違う人間同士が一緒に住んだら、ミニマリストとか関係なく少なからずお互いを理解して妥協しなければ生きていけません。
自分の部屋(逃げ場)を持つ
これまでは「妥協しよう」的な話が多かったですが、どうしても物が沢山あると気が滅入る人は、自分の部屋を持つようにしましょう。
「ここだけは自分の快適なスペース」という場所があれば、気持ちが楽です。
ルームシェアしているイメージで
「自分の部屋は自分の好きなようにするけど、リビングはみんなの共有のスペースだからうだうだ言わない。」って感じですね。
これなら子供ができても最低限の快適空間は確保できます。
ミニマリストは意外と受け入れられる
最後にマキシマリストの妻がミニマリストになった話を紹介します。
極端なことをしなければミニマリズムは「自分が幸せになるために、無駄な物を手放す」というだけなので、実は当たり前のことを言っています。
●いらない物、使ってない物は手放した方が快適だよね。
●使わないものは買わない方がいいよね。
ということさえ理解してもらえれば、そこまで衝突することはありません。
なので私はミニマリストになることを妻に押し付けていません。
でも綺麗な部屋で快適に過ごしている私を見て、妻も自然と共感してくれたようです。
単身赴任した時、私がいないのに妻の部屋はめちゃくちゃ綺麗になってました。
単身赴任中のミニマリスト夫婦の部屋
— コゼキ 筋トレ×ミニマリスト (@gorilakozeki) May 10, 2020
1枚目→夫
2枚目→妻
似たもの同士😎笑 pic.twitter.com/21JxpSIDGK
ミニマリズムの良さは行動で示すのが一番かと。
アドラー心理学の「嫌われる勇気」という本の中で、「馬を水辺に連れていくことはできるが、水を呑ませることはできない」言葉があります。
自分はそういうスタンスです。
ミニマリストの良さを伝えることはできますが、妻にミニマリストを強制することはしません。ミニマリストになるかならないかは、妻の決めることです。
ちなみに、知り合いが家に遊びに来ても「部屋綺麗でいいなぁ!どうやってこんな綺麗にしてるの?」とミニマリズムに興味を持ってくれる人は多いです。
「冷蔵庫もない、洗濯機も電子レンジもない、カーテンもない、相手のものも捨てまくりたい。」というような極端なことをしなければ意外とミニマリストは受け入れられます。
イメージ的にはホテルみたいな綺麗な部屋のレベルなら、快適なので理解されやすいと感じます。
まとめ【お互いを尊重すれば問題なし】
●ミニマリズムを押し付けない
●いらない物の線引きは人によって違うことを理解
●夫婦のルール(譲歩ライン)を決める
●自分の部屋(逃げ場)を持つ
●ミニマリズムの良さは行動で示す
(口うるさく言わない)
思いやりの精神さえあれば、「ミニマリストだから結婚できない」と言うことは全くないので、安心してミニマリストになってください。
また、結婚相手がミニマリストの場合は、価値観を押し付けてくるタイプじゃないことを確認してから結婚しましょう。
結婚生活においては、「相手が嫌なことをしない。」というのはかなり重要だと思います。
自分は良くても相手が嫌なことはありますからね。
以上、ミニマリストが結婚生活を円満に送る方法を紹介しました。
ミニマリスト入門にはこちらの記事がおすすめ。