今回は、「男性ミニマリストの理想のワードローブ」を紹介します。
この記事を書くに至ったのはブログ仲間のponpocoさんの記事がきっかけ。
もし「予算の上限なしで好きな服10着、バッグ・靴・小物を1つずつ選んで良い」と言われたら、あなたは何を選びますか?
ぜいたくゆるミニマリスト
斬新な試みですよね。
私自身、今のワードローブはかなり厳選しており、満足しているので当面服を買う予定がありません。
が、「まだ使えるから捨てていない服」を所有していたり(お金が使い放題ならおそらくアップグレードしている)、購入する時に予算を全く気にしない試みはしたことがありません。
そういった「もったいない」を気にせず、自分が本当に欲しいものは何かを考えてみるのは面白いなと思ったので、私も記事にしてみました。

【段ボール5個分の荷物と15着の服で生活するミニマリスト】
「モノと脂肪は少ない方が良い。」
をモットーに筋トレとミニマリズムについて発信。月間PV3万。
※現在持っていないアイテムは【未所有】で表記
男性ミニマリストの理想のワードローブ
1、黒の半袖Tシャツ
現在Tシャツは「ファミマのTシャツ※」を愛用しています。
※『着てすぐ気持ちいTシャツ』というもの。現在廃盤。。
私はほぼ1年中Tシャツを着ていることもあり、こだわりが強いです。
・素材は厚手の硬い生地ではなく薄手
・1枚で着ても下着に見えない
・伸縮性がある
・やや光沢がある
・サラサラしていて着心地が良い
・首が詰まりすぎていない
・いつも売っていてすぐ手に入る
理想の1着としてファミマTは上記の条件を揃えていましたが、廃盤になってしまったので、また新しいTシャツを探そうと考え中。
仕方ないので今のところはファミマTを理想の1枚に入れておきます。
ファミマTは1000円もしませんが、昔買った1万円の有名ブランドのTシャツよりも遥かに着心地が良かったですね。
2、黒の長袖Tシャツ
長袖Tシャツは「ユニクロの薄手のヒートテック」
私は暑がりなので、冬でもこれにダウンジャケットがあれば平気です。
ポイントは薄手のタイプということ。
ジャケットのインナーとしてごわつかないですし、冬に暖房の効いた室内に入っても暑くない。
(暑がりなので厚手のプルオーバーニット等を着ると暖房の効いた室内で死亡する。)
なんであんなガンガンに暖房かけるの?やめて?
3、フィナモレのシャツ
フィナモレはイタリアの老舗シャツメーカーです。
肩の可動域が快適に動くように職人の手作業で作られたシャツはとても着心地が良く長年愛用しています。
シモーネというラインの襟型はボタンを開けても綺麗に見えるようにデザインされており、普段使いのカジュアルシャツとして非常に重宝します。
後述するPT01のスラックスにフィナモレのシャツを着る。
第二ボタンを開けて袖をまくってラフに。
これだけでそれなりに見えてしまう魔法のシャツ。
理想の10着に入れます。
4、ラルディーニのジャケット
ラルディーニもイタリアのブランド。
芯地や肩パッドが入っていない、いわゆる「アンコンジャケット」を得意としています。
ラルディーニのジャケットは軽くて着心地がいいのはもちろんですが、芯地がないのにカジュアルになりすぎないキチッと感が気に入っています。
本当にかしこまった場でもない限り、これとスラックスで出勤できちゃいます。
これも理想の10着にランクイン。
ちなみにラルディーニのアイコンでもある、花形のブートニエールを付けるのはやりすぎ感があるので、仕事では外しています。
5、PT01(PT torino)のスラックス
PT01(現PT torino)はパンツ専業ブランドだけあって仕立ての完成度が群を抜いています。
シルエットがとても綺麗で、フィット感がありつつも全く動きを邪魔しない。
美脚効果と心地よい履き心地がとても気に入っています。
私はコットンに少しポリエステルが混ざってストレッチが効くタイプを選びました。
気に入りすぎて、何度も修理して6年くらい使っています。
限界が来たとしても再購入すると思うので、理想の10着に入れます。
6、マッキントッシュのステンカラーコート【未所有】
コートを1つ選ぶなら迷わずステンカラーコートですね。
流行の影響を受けにくく、着回しやすい。
その中でも、ステンカラーコートの王道と言えば「マッキントッシュのダンケルド」
長年愛され、永遠の定番とも言えるダンケルドは末長く使える大人のコートです。
「マッキントッシュのダンケルドが流行についていけなくなって着れられない」と言う事態は想像できません笑
きっとオヤジになっても使えると思うので、次ステンカラーコートを購入する際は、ダンケルドが欲しいです。
ちなみに現在もステンカラーコート(7年選手!)は持っていますが、古い感じはせず、全然着れています。
7、ネイビーのオーダースーツ【未所有】
筋トレをしていると体型が変動しがちなので、ある程度体型が固定化されてきたら一度オーダースーツを試してみたいところです。
色はダークネイビーで、無地が使いやすいですね。
スーツに関しては勉強不足なので、これから勉強していきたいと思っています。
8、メーカーズシャツ鎌倉のシャツ
メーカーズシャツ鎌倉のトラベラーシリーズのニットシャツは家で洗濯ができて、シワになりにくい、かつストレッチも効いている多機能シャツです。
特に着心地が良い点が特に気に入っており、現在も仕事用のシャツは全てこれで揃えています。
と言うことでこれも理想の10着に追加。
9、ムーレーのダウンジャケット【未所有】
真冬用アウターを選ぶならまずダウンを選びます。
理由は、防寒性の高いダウンがあれば冬でもTシャツ1枚で過ごせるから。
冬でも室内は暑すぎなのでTシャツじゃないと...(略)
丈はミドル丈でスーツでも使える、上品な素材感が良いですね。
と言うことでダウンは「ムーレーのsiro」を選びます。
ちなみに現在は、5年ほど前に購入したトゥモローランドのダウンを愛用しています。
ショート丈でスーツに合わせられないことだけ難点。
10、アスペジの M-65【未所有】
ちょっと肌寒くなってきてダウンを出すほどでもない時期のジャケットとして。
現在はそのような時期はカーディガンか薄手のコートで対応しているんですが、イケオジが上質なM-65をサラッと着ているのに憧れがあり、いずれ購入したいと思っています。
実はスーツにも合わせられるのが着回し力があって良いですね。
11、スコッチグレインの靴
靴は10年来で愛用しているスコッチグレインのプレーントゥを。
気に入っている理由はなんといっても「自分の足に完全フィットしてしまった」ということ。
靴ってお高いブランドでも自分の足に合わないと長く使えないんですよね。
(しかも自分の足に合うかどうかは、しばらく履いて革が馴染むまでわからない)
私は幸運にも自分の足型にぴったりの物を見つけられたので、余程のことがない限り買い替えません。
スコッチグレインは高級ブランドの靴ではないですが、革が馴染んで完全に自分の足と一体化したので私にとって唯一無二。
どこに行くにも履いていて、完全に相棒です。
思い出補正もありますが、コイツだけは絶対に手放したくないです。
今死んだら棺桶に入れてもらいます。
12、オメガのアンティーク時計 【未所有】
数年前にオメガのアンティーク時計を個人商店で見て一目惚れしました。
私が見つけたのは1960年代のシーマスターとデビルのダブルネームのモデルで、シンプルなデザイン、コンパクトなサイズ、滲み出る上品さ、と完全にドストライクでした。
(デビルは後にシーマスターから独立したラインになったため、ダブルネームのものは希少らしい。)
が、当時は20万近い時計を買うのは躊躇われたのと、入社したての社員が会社で付けるのは嫌味になりそうだったので購入を見送りました。
現在はハミルトンの時計を愛用しています。
ハミルトンに全く不満はないですが(むしろ大好きですが)、次どこかで状態のいいデビルに出会えたら購入してしまうかもしれません。
1960年台で状態が良いものって中々見つからないんですよ。。
13、バッグ→未定【未所有】
バッグは選べませんでした。というのも私は休日出かけるにも、会社に行くにも手ぶらでバッグを使いません。
必要に応じてジム用リュック、外回りをする時のビジネスバッグというのは持っているんですが、基本は手ぶらなので「バッグ欲しい欲がない」んですよね。
なのでバッグを一つ選ぶというのが難しかったですが、「私服でもビジネスでも使えるコンパクトなもの」と考えるとレザーのクラッチバックでしょうか。
ただ、やっぱりジム用のバッグは必要。。
バッグにこだわりはありませんが、用途に応じて使い分けたいので1つ選ぶのは無理かも。
14、イニシャルシグネットリング【未所有】
シグネットリングは、英国紳士が唯一着用することを許されていた由緒あるアクセサリーです。
私はネックレスやブレスレット等のアクセサリーはあまり好きではなく、(年齢的にもアラサーなので付けるのが難しい)1つ付けるなら間違いなくリングを選びます。
上品なリングならドレススタイルにも合わせやすいですし。
一生ものとしてオーダーしたい。
以上、ミニマリストが考える理想のワードローブを紹介しました。
こうやってみると10着で1年中カジュアルからフォーマルまで対応できそうです。
あとは単純にシャツの枚数を2~3枚ずつくらいにすれば極めて実用的なワードローブになるのではないでしょうか。
今回書いていて気づいたのは、私が重視しているのは「着心地」と「合わせやすさ」のようです。
ミニマルワードローブを完成させる近道は、自分の重視するポイントを見極め、自分のスタイルを確立することではないかと思いました。
皆様も一度、自分の理想のスタイルとワードローブを考えてみてはいかがでしょうか。
中途半端な服をたくさん買うより、少数精鋭で揃えて長く使った方が、むしろお金はかからないかもしれませんよ。
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